(2008.11.10)
遺伝子組み換え活性型第Ⅶ因子製剤(rFⅦa)は、インヒビターを有した血友病患者の止血剤として用いられている。
最近では、rFⅦa 90~120μg/kgの1回静注を2~3時間毎に複数回投与する必要がある。
しかし、家庭内での関節内出血に対して高用量を1回投与する方法は、効果、安定性の面で、少用量複数回投与と同程度であることが示されている。
そのため、インヒビターを有した血友病症例の出血に対して270μg/kgの1回投与を行う方法がEuropean Medicines Agency (EMEA)で許可されている。
この高用量1回投与方法は、小児患者における速いクリアランスの問題も解決し、静脈ルート確保の困難な患者にとっても恩恵となるであろう。
インヒビターを有した血友病患者に対するrFⅦaの至適用量については更に検討が必要と考えられる。
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