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◇はばたき血友病情報(治療薬) 独バイエル、長期間作用を期待できる新型第Ⅷ因子製剤、国際共同臨床試験開始

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  • 2012.7.26

血友病治療薬の話題から

「独バイエル   新しい血友病A治療薬(長期間作用効果を期待した遺伝子組換え第Ⅷ因子製剤)、

 国際共同P3を開始」

  独バイエル  ヘルスケアは7月10日までに、血友病Aを対象に開発中の遺伝子組換え型第Ⅷ

 因子製剤「BAY94ー9027」について、国際共同第3相(P3)臨床試験「PROTECT 8」の患者登録

 を開始したと発表した。試験はグローバルで実施し、日本も参加する予定。

  同剤は、同社が発売している「コージネイト」とは成分が異なる新規の遺伝子組換え型第Ⅷ

 因子製剤で、既存薬と比べより長時間作用する可能性があるという。

  P3試験では重度血友病A患者を対象に、同剤が急性出血の止血能を保持しながら、定期補

 充療法での出血予防効果の持続時間を延長し、投与回数を減らすことができるかどうかを検討

 する。世界各国で計120から140人の患者を登録する予定。

 (平成24年7月11日付 「日刊薬業」から)

 *長期間作用効果をもつ製剤の開発は早くから望まれていたが、開発は難しかったのかようや

 く陽の目を見るようになったことは歓迎したい。今後、続いて製剤が発表されてくると思うが、

 国内メーカーからの発売も期待する。

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