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◇はばたき血友病情報(医療情報) コージネイトFSを用いた、二次定期補充療法解析の中間報告、有意に出血頻度減少と発表

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  • 2012.8. 9

 「 独バイエル

  血友病血液凝固第Ⅷ因子製剤「コージネイトFS」、二次定期補充療法で出血頻度減 」

 独バイエル ヘルスケアは7月25日までに、販売中の遺伝子組み換え型血液凝固第Ⅷ因子製剤

「コージネイトFS」について、重症型血友病Aの成人患者を対象に米国などで実施している

臨床第3相試験「SPINART」の中間解析で、「二次定期補充療法」が「出血時補充療法」

に比べ出血頻度を有意に減少させることが確認されたと発表した。試験は2013年11月に終了す

る予定で、試験データを基に米国で2次定期補充療法に関する適応追加を申請することを目指

している。

 試験は、重症血友病Aの成人患者84人を、2次定期補充療法群(体重1kg当たり25国際単位

を週3回投与)と出血時補充療法群に割り付け、有効性や安全性を比較。追跡調査機関は3年間。

中間解析(1.7年間を経過した時点)では、2次定期補充療法群は、出血時補充療法群に比べ、

1年あたりの総出血回数や関節内出血回数を有意に減少。両群とも有害事象は既知のもので、

インヒビターの発現はみられなかった。

 *2次定期補充療法は、2歳以上もしくは関節内出血が2回以上起こってから血液凝固因子

  製剤の投与を開始し、その後定期補充療法を続ける治療法。

  一方、出血時補充療法では出血時に血液凝固因子製剤を投与する。

(平成24年7月26日付  「日刊薬業」より)

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