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≪抗HIV薬「シーエルセントリ」、未治療患者への投与可能に ヴィーブヘルスケア≫

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  • 2011.8.19


≪抗HIV薬「シーエルセントリ」、未治療患者への投与可能に ヴィーブヘルスケア≫

 ヴィーブヘルスケアは8月10日、抗HIV薬のCCR5阻害剤「シーエルセントリ

錠150mg」(一般名=マラビロク)について、未治療のCCR5指向性HIV-1感染

患者に対する投与が可能となる添付文書の改訂を9日付で行ったと発表した。

 シーエルセントリは、CCR5指向性HIV-1の細胞内への侵入を阻害する経口の

CCR5阻害剤。現在承認されている唯一のCCR5阻害剤で、これまで治療経験のある

患者に対してのみ投与が可能だった。

 ヴィープヘルスケアは、英グラクソ・スミスクラインと米ファイザーが設立し、HIV

領域に特化した合弁会社の日本法人。昨年9月、2社の日本法人から抗HIV薬7品目を

継承し、自社MRによる情報活動を始めている。

                (平成23年8月11日付  「日刊薬業」より)


※ 新しい薬として服薬している人もいる。これまで服薬するにはHIV量の検出検査必須

など制約があったが、普及するにつれて制約もなくなっていく方向にある。今回、未治療

患者への投与が可能になったことで、患者からすると薬の選択が広がったことは歓迎した

い。一方、抗HIV薬の副作用は重大な影響をもたらすものもある(インジナビルでの腎障

害、ddIでの肝硬変(門脈亢進)など)ので、医療機関や製薬会社の投与患者へのきめ細

かいフォローも重要である。

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