はばたきとは
理事長ご挨拶
本年6月22日、社会福祉法人はばたき福祉事業団の理事長を拝命いたしました。はばたきは、東京HIV訴訟の和解を受けて、1997年4月、東京HIV訴訟の原告・被害者が基金を拠出して立ち上げました。はばたきは、被害者の恒久的な救済を目的として活動を開始し、徐々にその幅を広げて、HIV陽性者への医療の確立、社会的差別の根絶といった課題にも取り組んできています。私自身、東京HIV訴訟弁護団の一員として、被害者の皆様と共に戦い、はばたきの理事長であられた故大平勝美さんに教えられながらその活動をお手伝いしてきました。被害者自身が立ち上がることで、恒久的な救済を実現し、医療や社会も変えていく、というはばたきの活動は、ユニークであり、これからもますます重要になっていくと思います。力不足ではありますが、はばたきの活動の理念を承継し、次世代につないでいくことができるよう、微力を尽くしたいと存じます。皆様の応援をお願いします。
社会福祉法人はばたき福祉事業団
理事長 杉山 真一
