衆議院議員　菅直人　様

薬害エイズ裁判和解27周年記念集会にあたり、メッセージをお送りいたします。

お亡くなりになった皆さん、今も健康や生活に支障を抱えておられる皆さんに、心からのお悔やみとお見舞いを申し上げます。また長年にわたり活動を続けてこられた皆さんに改めて敬意を表します。

私は1995年に妻が川田龍平さん親子の話を聞いたことから薬害エイズ問題と本格的にかかわりました。翌1996年厚生大臣に就任し、調査チームで関係資料を発見。国・製薬会社の責任を認める和解を受け入れ、被害者の救済に取り組みました。そこでは薬害について迅速かつ適切な情報公開の必要性を痛感しました。

薬害事件を風化させることなく、恒久対策の着実な実施と、薬害再発防止にむけて皆さんと共に力を尽くすことをお約束いたします。