メモリアルコンサート
【コンサート】第20回はばたきメモリアルコンサート 開催のお知らせ
第20回目となるはばたきメモリアルコンサートを、下記の日時、会場にて開催することが決まりました。
ある被害者と音楽家の出会いをきっかけに始まったこのコンサートは、薬害エイズ事件で犠牲になった方々への追悼と被害を知らない若い世代に被害の実態と教訓を伝えていくことに主眼をおいています。
出演は、慶應義塾ワグネル・ソサィエティー・オーケストラと指揮の平沢匡朗さん、コンサートマスターでヴァイオリニストの水島愛子さん、ピアニストの北田法子さんです。今回は、第20回ということで、被害の現状や思いを伝える被害者の語りなどの企画も予定しています。好評の被害者有志による合唱も行いまので、お楽しみに!
皆様のご来場、心よりお待ちしております。
●日時:2025年10月17日(金)午後6時30分から8時30分
●会場:王子ホール
東京都中央区銀座4丁目7番5号
●入場料:一般4,000円 学生2,000円
※全席自由。賛助会員の方は3,500円です。
チケットのお求めは、直接はばたき福祉事業団までご連絡ください。
●プログラム
【前半】
はばたき福祉事業団 理事長挨拶
モーツァルト:ピアノ協奏曲第9番変ホ長調
K.271「ジュノーム」
【後半】
はばたき福祉事業団「第20回に寄せて」
被害者による語り
アヴェ・ヴェルム・コルプス
モーツァルト:交響曲29番イ長調K.201
はばたきによる合唱
※演奏曲目に変更があることがあります。
●出演者
●慶應義塾ワグネル・ソサィエティー・オーケストラ
ワグネル・ソサィエティー・オーケストラは、1901年に創立した日本最古のアマチュア学生音楽団体であり、現在総勢約200名で活動しております。その名称はドイツの作曲家リヒャルト・ワーグナーにちなんで名づけられました。そこにはワーグナーの先進性・伝統に縛られない自由な発想・そして新しいものへと挑戦する開拓者精神といった理想が込められています。近年では、年3回の定期演奏会を東京・横浜近郊のコンサートホールにおいて行う傍ら、隔年で国内演奏旅行と海外演奏旅行を交互に実施しております。
●コンサートマスター:水島愛子(みずしま・あいこ)
3歳より中村太朗、鈴木鎮一両氏に師事。その後宗倫安氏に師事。桐朋学園音楽大学音楽部弦楽科卒業後、ウィーン国立音大でEdith Steinbauer、Franz Samohyl、室内楽をAlfred Staar に師事、同大学を全員一致の最優秀で卒業。1971年Josef Haydn国際弦楽四重奏コンクールにてプリマリウスを務め一位優勝、J.S.Bach国際コンクールヴァイオリン部門特別賞受賞。ニュールンベルグ響、ミュンヘン室内合奏団を経て1976~2010年、バイエルン放送交響楽団第一ヴァイオリン奏者。1984年、齋藤秀雄メモリアルコンサートに参加後、1996年までサイトウ・キネン・オーケストラメンバー。また、東京音楽大学(室内楽・オーケストラ)客員教授、兵庫県立文化センター管弦楽団ミュージックアドバイザー(オーディション担当)を歴任。2020年兵庫県文化功労表彰を授与。
●指揮:平沢匡朗(ひらさわ・まさあき) GPAダブリン国際ピアノコンクール特別賞受賞。ダブリン、ウィーン、ドイツ、ルーマニア、上海、ミャンマー、インドネシア等国内外で独奏者、室内楽奏者として活動。1996年より《AllegroVivoオーストリア国際室内楽音楽祭》公式伴奏者を長年務め、多数の海外若手ヴァイオリニストと共演。現在、愛知県立芸術大学および洗足学園音楽大学講師。チェンバロ奏者、指揮者としても活躍。
●ピアノ:北田法子(きただ・のりこ)
桐朋学園大学卒業後、ドイツ・ベルリン芸術大学ディプロム課程、オーストリア・モーツァルテウム大学にてコンサートソリスト、ポストグラデュエイトコースを合わせて修了する。複数の国際コンクールにて入賞。東京文化会館小ホールにて日本演奏連盟主催のソロリサイタル、モーツァルト愛好会主催のコンサート、社会福祉法人はばたき福祉事業団のメモリアルコンサートに出演するなど、精力的に音楽活動を行う。