薬害エイズ和解記念集会
薬害肝炎全国原告団 代表 及川綾子 様
薬害エイズ裁判和解30周年記念集会の開催にあたり、心よりお祝いと連帯のご挨拶を申し上げます。
1996年3月29日の歴史的和解から30年。
多くの尊い命が奪われ、深い苦しみと差別の中で闘い続けてこられた原告・ご遺族の皆さまの歩みを思うとき、胸が締めつけられる思いがいたします。まずは、志半ばで亡くなられた皆さまに、心より哀悼の意を表します。
薬害エイズ事件は、日本の医薬品行政の在り方を問い、国の責任を明確にし、被害者の尊厳回復を求めた歴史的な闘いでした。その闘いは、後に続く私たち薬害肝炎の裁判にも大きな道筋を示してくださいました。私たちは、その背中に学び、支えられてきた当事者の一人です。
しかし30年を経た今も、被害者の生活・医療・差別の問題は終わっていません。そして新たな薬害の芽も決してゼロではありません。和解は終わりではなく、再発防止と被害救済を不断に問い続ける出発点であることを、改めて心に刻む日でもあります。
本日の集会が、闘いの歴史を確かめ合い、失われた命を胸に刻み、薬害のない社会を実現する決意を新たにする場となりますことを願っております。
私たち薬害肝炎全国原告団も、連帯の思いをさらに強くし、ともに歩み続けることをお誓い申し上げ、メッセージといたします。









